広告を置ける場所・置けない場所
まず確認したいのは、広告をどこに置けるかです。ポップアップウィンドウ、メール内、ソフトウェア内への配置は禁止されています。また、広告や有料プロモーションの版面が、自社コンテンツの版面を超えてしまう配置もできません。
無効クリックと水増しは禁止
自社の広告をクリックしてしまった、知人にクリックを頼んだ、という行為も禁止対象です。さらに、ツールや自動プログラムを使ってクリック数や表示回数を人工的に水増しすることもできません。この違反はアカウント停止の重大な原因になります。
虚偽表示と誤解を招く表現に注意
「すぐ儲かる」「必ず成果が出る」といった虚偽・誤解を招く情報での宣伝は禁止です。検索スパムポリシーに違反するページや、誤解を誘う体験を含む画面にも広告を表示できません。また、著作権を侵害するコンテンツや模倣品の販売・宣伝も対象外です。正確な商品説明こそが掲載継続の基本です。
同意と開示:広告タイプで要件が異なる
必要な同意は扱うデータによって変わります。Cookie等を使うパーソナライズ広告と、位置情報を利用する広告では、要件が明確に異なります。
| 比較項目 | パーソナライズ広告 | 位置情報を利用する広告 |
|---|
| 必要な同意 | Cookie等のデータ利用権利が必要 | 収集前に明示的同意オプトインが必要 |
| ユーザーへの表示 | 広告オプションアイコン等で明示 | 利用目的を通知し開示 |
| その他の義務 | DAA・IAB Europe等の基準順守 | 暗号化送信とポリシー開示 |
パーソナライズ広告はデータ利用権利が前提で、広告オプションアイコン等での明示が求められます。位置情報は事前の明示的同意・暗号化送信・ポリシー開示が必要です。どちらもプライバシーポリシーでのデータ収集・共有・利用の開示は欠かせません。
開始前のチェックリスト
広告運用を始める前に、次の4点を確認してください。掲載場所がポリシーに適合しているか、自社クリックや水増しを行っていないか、表現が虚偽でないか、同意と開示の設定が完了しているかです。加えて、プライバシーポリシーでCookie・Webビーコン・IPアドレス等のデータ利用を明記します。ポリシーは随時更新されるため、公式ページの最新版を必ず確認してください。日本法の解釈が必要なケースでは、弁護士等の専門家への相談が適切です。