1. 資格・登録の確認
広告やホームページに「税理士」と記載されていても、まずは公式の名簿や照会窓口で資格を確認しましょう。事業者に関する虚偽の記載や隠蔽は広告ポリシーで禁止されていますが、表示の有無にかかわらず、自分で確認するのが確実です。制度や資格の詳細は管轄の公式窓口に問い合わせてください。
2. 料金体系の聞き方
料金表だけでは判断できません。「顧問料に何が含まれるか」「追加費用が発生する条件」を具体的に質問しましょう。着手金やスポット料金など種類ごとの内訳、見積もりに含まれない項目も明確にしてもらうことが大切です。不明点は書面で残してもらいましょう。
3. 担当者体制の確認
実際に申告や決算を担当する人が誰か、経営者と直接話せるかどうかを初回相談で確認します。営業担当と実務担当が別の場合は、相談の連絡窓口や対応時間も聞いておくと、依頼後の行き違いを減らせます。担当者が交代する可能性もあわせて確認しましょう。
4. 契約・業務範囲の確認
確定申告、決算、給与計算、日常の相談対応など、契約に含まれる業務範囲を文書で確認します。口頭の説明と契約書の内容が一致するか、期間や解約条件も含めて確認しておくと安心です。範囲が曖昧だと想定外の費用が生じることもあります。
注意すべき広告表現
「必ず節税」「確実に還付」といった成果保証的な表現には注意が必要です。税務判断は事業の状況や取引内容など個別事情に依存するため、一律の保証はできません。虚偽や誤解を招く内容の広告は配信されない仕組みですが、クリックを促す誘導的な文言にも惑わされないようにしましょう。広告はあくまで入り口と考えましょう。
初回相談の進め方
前年の確定申告書、帳簿、請求書・領収書を用意し、質問リストを持参しましょう。本記事の確認ポイントを順に聞くだけでも比較材料になります。気になる点はその場で解決するよう心がけ、判断に迷う場合は複数の事務所に相談するのも一つの方法です。
まとめ
本記事は一般的な情報提供であり、個別の税務アドバイスではありません。料金相場や事務所の評判には触れていません。制度や規定は変更される可能性があるため、資格の詳細は公式窓口で確認し、最終的な契約や税務判断は必ず担当の専門家に相談してください。