スマホのメモアプリでも紙でも構いません。痛みの強さを0〜10の数値で記録するだけなら、痛みが強くて文字を書くのがつらい時でも続けられます。記録の目的は「完璧な日誌」ではなく、診察で医師に伝える材料をそろえることです。お薬手帳が手元にない場合は、最近飲んだ薬の名前と時期をメモに残しておきましょう。受診が数日後に決まっている場合も、今日から記録を始めれば十分役立ちます。
頭痛ダイアリーに記録する6項目
診察で医師が確認しやすい項目は次の6つです。
- 日時(いつ・何時ごろ)
- 痛みの強さ(0〜10の数値)
- 痛む場所(こめかみ、後頭部など)
- 痛み方(ズキズキ、締め付けられるなど)
- 随伴症状(吐き気や光がまぶしいなど)
- 服薬の有無(飲んだ薬と時間)
痛みの強さは、0を「痛みなし」、10を「これまでで最もつらい痛み」とするのが目安です。医療用語は必要ありません。「ズキズキする」「重くのしかかる」など自分の言葉で十分です。数日分の記録がたまれば、「いつ頃から」「どのくらいの頻度で」といった問いに答えやすくなります。痛みが治まった時間も書いておくと、経過が伝わりやすくなります。
「いつもと違う頭痛」が受診の目安
これまでと違う痛み方や、経験したことのない強い痛みがある場合は、早めに医療機関へ相談してください。自己判断で様子を見ず、医師に症状を伝えることが大切です。受診が初めてでも、用意した記録があれば説明はスムーズに進みます。迷っているうちに症状が変わったと感じたら、その変化も記録に加えましょう。記録があれば「いつもと違う」と感じた理由も、具体的に伝えやすくなります。
医療機関での伝え方と免責
診察では「いつから」「どのくらいの頻度で」「どんな時に痛むか」の順で伝えると、話がまとまりやすくなります。記録したダイアリーとお薬手帳を医師に見せると、伝え漏れを防げます。分からないことは「ここが分からない」とその場で尋ねてください。医師の説明を聞きながら、必要なことはメモに残すと安心です。
本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療・服薬の判断を代替するものではありません。繰り返す頭痛でお悩みなら、無理に我慢せず医療機関へ相談してみてください。