違反は3類型で整理できる
Googleポリシーの違反は、次の3類型に分けられる。違いを押さえて自社運用に当てはめよう。
| ポリシー種別 | 規制対象 | 代表的な禁止例 | 違反時の影響 |
|---|
| コンテンツ(内容面) | 広告を表示するページの内容 | 虚偽表現、コピーコンテンツ、版面の逆転 | 広告不掲載・停止対象 |
| 行動(行為面) | 発行者の運用上の行為 | 自社クリック、水増し、報酬提供 | アカウント停止対象 |
| 発行者制限(限定カテゴリ) | 金融・医療・ギャンブル等 | 承認済み広告主以外の出稿 | 収益減少・広告非表示 |
内容面は「ページの品質」、行為面は「運用の不正」の違いで、違反時の対応も異なる。限定カテゴリは出稿自体が制限され、収益機会が減る点に注意したい。
内容面
虚偽・誤解を招く表現(「確実に儲かる」等)は掲載禁止。独自の整理・価値付けのないコピーコンテンツ、著作権侵害・模倣品販売も対象だ。広告がコンテンツを覆い隠す配置や版面の逆転、ナビゲーションと誤認される配置も認められない。
行為面
自社広告のクリックや、人為的なクリック・表示回数の水増しは禁止。ユーザーへのクリック・視聴・検索の要求や報酬提供も不可だ(激励広告リソース除く)。有料クリック計画・スパム経由のトラフィックにも配信しない。誤解を招くナビゲーションも対象だ。
プライバシーと限定カテゴリ
Cookie・IP等の収集・共有はプライバシーポリシーでの開示が必要。位置情報は事前通知と明示的同意、暗号化送信が必須だ。パーソナライズド広告はデータ利用権限と開示が必要。金融・医療・ギャンブルは限定カテゴリで追加審査が要る。
検索広告固有のルール
Googleに渡すクエリ変数はユーザーの検索意図と一致し、検索語の事前入力リンクは禁止。広告数は自然検索結果数を超えられず、上限は1ページ3ユニットだ。
開始前チェックリスト
□独自コンテンツか □虚偽・誇大表現がないか □広告版面はコンテンツ以下か □自社クリック・報酬導線がないか □不正トラフィックを使っていないか □広告が検索結果と区別されているか □同意・開示は整備済みか □限定カテゴリ非該当か
まとめ
ポリシーは随時改定され、地域・業種で適用が異なる。掲載は個別審査次第で保証されない。規制業種や国内法の解釈は弁護士等の専門家へ相談を推奨する。