年収幅が広すぎる求人は注意
「年収300万〜800万円」のような幅の広い表記は、下限が実態に近いと考えるのが無難だ。時給換算も試し、残業代や諸手当が含まれるのかを確認したい。固定残業代の有無、正社員か派遣か契約かという雇用形態の違いも、年収の意味を左右する。求人票の年収には賞与を含む場合と含まない場合があり、金額の内訳の説明を求めるのも有効だ。給与条件を省略した曖昧な広告表現は、Googleのポリシーでは実広告の不正確な宣言として重大違反になりうる(Googleパブリッシャーポリシー参照)。
「未経験歓迎」と「採用確約」は別物
「必ず内定」「採用を約束」といった文言は、実現不能な約束として広告ポリシー上でも重大違反の例とされる。「未経験歓迎」はあくまで歓迎という意味であり、採用や収入を保証するものではない。また、実際に採用を行っていない主体が「本日採用中」と主張するのは身分の虚偽表示にあたる。さらに広告の文言は、応募先ページの内容を正確に説明している必要がある。求人サイトの運営会社や募集企業の連絡先も確認し、問い合わせてみると応答の質が判断材料になる。掲載企業の実在を複数情報源で確かめよう。
資格・スキル表記は公式名で照合
「国家資格」「認定資格」など曖昧な表記には注意が必要だ。資格名と認定機関を公式サイトで照合し、公式の定義と一致するか確かめよう。公式サイトに存在しない資格名や、認定機関が明記されない求人には慎重になる。偽造証書の作成や販売を促すような不誠実な内容には広告が配信されないというGoogleのコンテンツポリシーの考え方も、求人を読む際の判断材料になる。
裏取りはハローワークと複数情報源で
年収の統計値は地域・職種・雇用形態により大きく変わるため、本記事では具体的な数値を断定しない。個別の求人や労働条件の適否は、ハローワークや社会保険労務士など専門窓口へ相談して確認してほしい。複数の求人を読み比べ、年収・待遇・勤務条件を書面で確認できたものだけを応募対象にするのが安全だ。応募前に契約書や労働条件通知書の内容を確認できるかも、信頼性判断の目安になる。公的な統計や職業情報サイトも年収相場の目安として参照できる。